【八王子で矯正歯科】マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いを解説します

矯正歯科

歯並びが乱れている場合は、矯正治療を受けると整えることができます。

矯正治療にはいくつかの種類があるのですが、特に受ける人が多い治療がマウスピース矯正とワイヤー矯正です。

しかし、それぞれどのような治療か、知らない人もいるでしょう。

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いについて、解説します。

マウスピース矯正とは?

歯並びを整えるための矯正治療には、いくつかの種類があるのですが、中でもマウスピース矯正とワイヤー矯正は人気があります。

しかし、マウスピース矯正とワイヤー矯正は、それぞれどのような治療を行うのでしょうか?

マウスピース矯正というのは、マウスピース型の矯正装置を使用して行う治療です。

マウスピースは、現在の歯の位置とズレて造られているため、装着していると歯がマウスピースに合うように動いていきます。

しかし、1つのマウスピースでいきなり正しい位置へと動かそうとしても、単にマウスピースが歯に合わないというだけで終わってしまいます。

マウスピース矯正は、1つのマウスピースで少しずつ動かしていき、正しい位置まで動かすために何枚も交換していくのです。

例えば、マウスピース矯正の中でも特に患者が多いインビザラインの場合、1つのマウスピースで1週間かけて最大0.25mmずつ動かします。

もし、5mm動かしたい場合は20枚のマウスピースで4~5カ月かけて動かすのです。

マウスピース矯正は透明なプラスチック製のマウスピースを使用するため、装着していても目立ちません。

また、食事や歯磨きの時は自分で取り外すことができるため、邪魔にならずお手入れもしやすいのがメリットです。

ワイヤー矯正とは?

一方、ワイヤー矯正は歯にマルチブラケットという装置を装着し、ブラケットを通すようにワイヤーを歯に巻き付けて行う矯正治療です。

ワイヤーによって、歯に圧力をかけて動かしていくのです。

マルチブラケットには様々な種類があり、一般的なのは歯科用ステンレスを使用した金属製のものですが、セラミック製の白いブラケットもあります。

ワイヤーは金属製しかなく、一般的には銀色をしていますが、白くコーティングしたものもあります。

ワイヤー矯正は基本的に歯の表面にブラケットを接着し、ワイヤーを通します。

しかし、歯の表側にブラケットやワイヤーを着けていると目立つから嫌だ、という人もいるでしょう。

目立たないようにワイヤー矯正を行う場合、まずブラケットをセラミックブラケットにして、ワイヤーを白くするという方法があります。

しかし、白くしたからと言って全く見えないということはありません。

目立たないようにワイヤー矯正をしたいのであれば、おすすめなのはリンガルブラケットです。

舌側矯正や裏側矯正とも呼ばれる治療で、ブラケットとワイヤーを歯の裏側に装着して歯を動かします。

歯の裏側で根元に近い位置に装着するため、普通に口を開けただけでは全く見えません。

口の中を覗き込まない限り、ほぼ見えないのです。

しかし、表側に装着するよりも違和感が強くなりやすく、発音に影響があることもあります。

ワイヤー矯正は、矯正治療の中でも特に治療費が安いため、金銭的負担が少ないのがメリットです。

また、ほとんどの症例に対応できるので、安心して治療を受けられます。

しかし、やはり基本的な金属ブラケットとワイヤーでは、口を開けた時に目立ってしまうのがデメリットでしょう。

ブラケットをセラミックにすると目立ちにくくなりますが、費用は高くなってしまいます。

まとめ

歯並びが悪い時は、矯正治療を受けることで治療することができます。

矯正治療の中でも患者が多いのが、マウスピース矯正やワイヤー矯正です。

マウスピース矯正は、透明なプラスチック製なので目立ちにくく、食事や歯磨きの際は自分で取り外すことができるので邪魔になりません。

ワイヤー矯正はほとんどの症例に対応できる矯正装置であり、治療費も比較的安価ですが、金属ブラケットとワイヤーは目立ってしまうでしょう。

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