【八王子で矯正歯科】矯正治療の途中でやめた場合はどうなるのか解説します

矯正歯科

矯正治療は、矯正装置を装着して半年以上、場合によっては1年以上かかることもあります。
長期間治療を続けることになるので、中には途中で治療を継続するのが難しくなる人もいるでしょう。
矯正治療を途中でやめることになった場合に何が起こるのか、後から再開が可能かを解説します。

矯正治療を中断した場合は何が起こる?

歯並びを治したいと思い、矯正治療を受けた人の中には、途中でやめたいと考える人もいます。
治療中に起こる痛みが嫌だという人もいれば、費用面が不安になった人、あるいは仕事の都合などで引っ越しをすることになった人など、色々な理由があるでしょう。

矯正治療は、一度始めたら治療が終わるまで続けるべきです。
しかし、どうしても続けられないという場合は、悪影響が起こることも覚悟しなくてはならないでしょう。

また、矯正治療を中断した場合の治療費については、歯科医院によって扱いが異なります。
矯正治療は基本的に自由診療なので、保険診療の様に外部では定められていないのです。

歯科医院によっては、歯列矯正にかかる費用は全額前払いとしているところもあります。
既に治療費を全額支払った状態で治療を中断する場合、まだ治療していない部分は返金される可能性があるのですが、返金されない可能性もあります。

1年以内に引っ越しをする可能性がある等、治療を途中で中断することが考えられる場合は、治療前の説明を聞いて中断した場合の扱いについて質問してもらいましょう。
中断した場合の対応に不満がある場合は、別の歯科医院を探してみるという選択肢もあります。

また、矯正治療を始めていて中断することとなった場合は、せっかく動かした歯が元の一に戻ってしまう後戻りが起こります。
場合によっては、それまでの治療が無駄になってしまうのです。

中断してから再開することは可能?

一度都合が悪くなって中断したものの、再び治療できるようになったため再開したい、という人もいるでしょう。
しかし、以前の続きから治療するというわけにはいきません。

治療を中断した時点で後戻りが始まるため、治療の間が長くあくほど元の状態に近くなっていきます。
治療を再開したとしても、再開した時点の状態から再び治療をすることになります。

矯正装置も、作り直しになります。
状態が変わっているため、以前と同じ装置を使用することはできません。
治療費も、当然最初からの分がかかります。

治療を中断して再開すると、多くのリスクがあります。
中断しないのが一番望ましいのですが、どうしても中断しなくてはならない場合は歯科医に相談すれば、適切な処置をしてもらえて再開もしやすくなるでしょう。

引っ越しのために中断する場合は、引っ越し先の歯科医院を紹介してもらえることもあります。
また、今までのカルテも共有してもらえ、スムーズに治療を再開できるでしょう。

矯正治療の治療費は高額になるため、中断するとしても治療費が全て無駄になるのはもったいないと思います。
中断せざるを得ないとしても、可能な限り無駄にしないことを考えましょう。

矯正治療を続けていると、様々な不安も生じます。
もう嫌になってしまう人もいれば、都合が悪くなって通えなくなる人もいます。
治療を続けるのが無理になった場合でも、きちんと歯科医に相談して不安を解消し、これまでの治療を無駄にしないようにしましょう。

まとめ

歯列矯正の治療は、どうしても続けるのが難しいなら中断することも可能ですが、正しく対処をしなければ後から再開する際に治療がやり直しになることもあります。
また、引っ越しなどで別のエリアに引っ越す場合も、歯科医に相談すれば別の歯科医院で治療の続きを受けることができるようになるのですが、相談しないと最初からやり直しになることもあります。
どうしても中断する必要がある時は、きちんと歯科医に相談しましょう。

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