【和光で小児歯科】子どもにあげるおやつは甘くないものを選ぶべき?

小児歯科

子どもの多くは、チョコや飴、ジャムなどの砂糖がたくさん入った甘い食べ物が好きでしょう。

しかし、甘いものを食べると虫歯になりやすくなるというのは、だれでも知っていることです。

虫歯を予防するためには、甘いものをあげないようにした方がいいのでしょうか?

子どもにあげるおやつについて、解説します。

子どもにとってのおやつとは?

子どものころは、食事の他に3時のおやつを食べることが多いでしょう。

おやつの内容は様々ですが、甘いものを好む子どもが多いと思います。

しかし、大人になるとおやつは食べなくなる人も多いでしょう。

子どもにとって、おやつというのは単なる楽しみではありません。

小さい子どもは食事だけでたくさん食べることができないため、栄養を補うための補食としておやつを食べるのです。

甘いおやつを出すことが多いのは、子どもが食べやすいからです。

ご飯をあまり食べないのに、おやつはお腹いっぱい食べるという子どももいるでしょう。

もちろん、ご飯をきちんと食べないのはいいことではありません。

しかし、いくら言ってもご飯を食べないと、食べるならお菓子でもいいかと思ってしまうこともあるでしょう。

喜んで食べているのが嬉しくてたくさんあげたくなるかもしれませんが、もちろん口内の健康にはいい影響はないのです。

おやつを食べた後は、口内が酸性になって虫歯の原因となる細菌が活動しやすい環境になるため、活発に動き歯を溶かしていきます。

また、糖分は虫歯の原因菌のエネルギーになるため、糖分が付着している歯は特に溶かされてしまいます

おやつを一緒に手作りすることで、食育にも役立ちます。

例えば、クッキーを焼く場合は生地を練ったり、型を使って生地を抜き出したりすることもできるでしょう。

楽しみながら作ったお菓子は、きっとおいしく食べられます。

また、食事の原料が何か、何をして作っているのかなど、食への関心を持つようになるきっかけにもなるでしょう。

歯にいいおやつは?

甘いお菓子にはたくさんの砂糖が含まれているので、虫歯になる可能性が高くなります。

しかし、おやつは食事だけでは不足する栄養を摂取する補食になるので、おやつを食べなくてもいいというわけではないのです。

おやつを食べる際は、虫歯の予防について考えましょう。

砂糖がたくさん含まれるお菓子を避けるようにして、甘くないおやつを食べることも考えてみてください。

甘くないおやつとしては、まず幼児用せんべいがあります。

また、おにぎりや野菜スティックなどもおやつとして食べることができるでしょう。

甘いものをどうしても欲しがる場合は、シュガーレスなどの記載があるおやつをあげましょう。

チョコやガム、キャラメル、飴などは砂糖が多いうえに歯にくっついてしまうので、歯磨きをしても汚れが落としきれなくなることが多い食べ物です。

普段から食べるのは、できるだけ避けてください。

自然の甘みがある、栗やトウモロコシ、サツマイモなどはおやつに向いています。

サツマイモなどは、焼くのは大変ですが切って蒸かすだけなら簡単にできます。

細かく切って、食べやすくしてあげましょう。

おやつは、別に食べてもいいのです。

しかし、糖分がたくさん含まれているものは避けるようにして、食べ終わったら歯を磨くようにしなければ、虫歯の原因になるため注意しましょう。

まとめ

子どもは甘いお菓子が好きなことが多いのですが、砂糖がたくさん入っているお菓子は虫歯や肥満の原因になります。

特に、歯にくっつきやすいお菓子は避けるようにした方がいいでしょう。

食べるとしても量を限定して、食べ終わったらすぐ歯を磨きましょう。

また、自然の甘みがあるサツマイモなども、おやつにおすすめです。

ただし、毎日同じものでは飽きるので、様々な種類を用意しましょう。

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