【和光の歯医者】インプラント治療を受ける方が知っておきたい注意点

インプラント治療

インプラント治療は、審美性・機能性ともに優れていて、歯を失った方にとってもっともおすすめできる治療と言っても過言ではありません。

しかし、今後治療を受けようと考えている方は、注意すべきポイントがいくつかあります。

今回は、こちらのポイントについて解説したいと思います。

インプラント治療における注意点6選

インプラント治療を受けるにあたっては、以下の点に注意してください。

・自由診療である
・治療後の運動ができない
・前歯の治療が難しい
・治療後のうがいで出血のおそれがある
・高齢の方はリスクが高い
・治療後のメンテナンスが必要

自由診療である

残念ながら、インプラント治療は保険が適用されません。

クレジットカード決済など、支払方法によって、一度の支払いの負担を軽減することはできますが、入れ歯やブリッジと言った保険適用の治療と比べると、費用は高額になります。

ちなみに、全国的なインプラント治療の平均費用は、1本あたり30~40万円ほどとなっています。

治療後の運動ができない

インプラントの治療後は、治療箇所の痛みや出血、治癒の遅れなどが起こることから、運動はできる限り控えなければいけません。

特に、インプラント治療直後の2~3日は、こちらの初期固定における大事な期間であるため、極力運動をしないように心掛けましょう。

ちなみに、力仕事の多い建築業や、歩き回ることが多い営業職などに就いている場合は、あらかじめ歯科クリニックの医師に相談し、術後どれくらい経過すれば仕事を再開して良いのか確認する必要があります。

前歯の治療が難しい

前歯のインプラント治療は、他の歯の治療と比べて注意すべき点が多いです。

具体的には、インプラントの接合部が見えるおそれがあったり、インプラントを埋め込む骨の形状によっては、治療さえも難しかったりすることがあります。

また、前歯のインプラント治療は、骨造成などさまざまな手術が必要なことから、ただでさえ高額な他の歯のインプラント治療よりも、さらに費用がかかりやすい傾向にあります。

治療後のうがいで出血のおそれがある

インプラント治療後は、そのまま入院をせずに帰宅できますが、そうはいっても外科手術を行った後であるため、傷口が再び広がらないように気を付ける必要があります。

そのため、口内をゆすぐ際には、なるべく優しくゆすぐようにしてください。

強く口をゆすぐと、インプラントの治療箇所に大きな刺激が加わり、傷が治りにくくなったり、出血が止まらなくなったりするおそれがあります。

高齢の方はリスクが高い

インプラント治療は、ある程度年齢を重ねている方でも受けられますが、高齢者の方の中には、何らかの持病を持っていて、薬を服用しているという方も多いです。

また、持病の状態や薬の種類、服用量などによっては、インプラント治療を受けられない可能性もあります。

例えば、糖尿病の方は歯周病のリスクが高かったり、傷口が治りにくく、細菌感染が起こりやすかったりします。

治療後のメンテナンスが必要

インプラント治療を行った後は、歯科クリニックで定期的にメンテナンスを受ける必要があります。

もし、メンテナンスを受けなければ、インプラント周囲炎を発症する可能性があるため、注意が必要です。

インプラント周囲炎とは、インプラントの周囲組織で炎症が起こる疾患のことをいい、歯周病と同じ細菌感染症の一種です。

歯面ではなく、インプラントに付着したプラークが原因で発生し、歯茎の腫れや出血、ポケットの形成といった症状を伴い、最悪の場合インプラントが抜け落ちることにもつながります。

まとめ

ここまで、インプラント治療を受ける方が知っておくべき主な注意点について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

インプラント治療にはさまざまなメリットがあり、安全性ももちろん考慮されていますが、治療後の制約やトラブルについては、なかなか避けるのが難しい場合もあります。

そのため、ある程度デメリットも受け入れた上で、治療に踏み切ることおすすめします。

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